サミットディレクターの林です。こんばんは。
各出場校の方々に【学校紹介】と【作品紹介】を書いていただきました。
1回目は都立世田谷総合高校です。
作品タイトルは「お里に帰れ」。
【学校紹介】
こんにちは。2回目の参加となる都立世田谷総合高校演劇部です。3月に第一回の卒業生を送り出しました。何もないところから作り上げた部活もようやく伝統(?)らしさが生まれてきて、現在、先輩たちが残してくれたものを引き継いでいるところです。
新設校の悩みとしてはとにかく「モノが無い」ことです。(ソフト、ハード両面で…)演劇部も音響機材(ミニコンポですが…)がやっと購入できましたが、まだまだという感じです。学校には平台すらありません。そんな中でも様々なことができるのが「演劇」だと思います。あるモノを何かに見立てる、一瞬で時間や場所が変化する…(ご存知の演劇手法ですね。実際に演ってみると、これがナカナカむずかしいのですが…)でも、これこそ演劇の良さ、面白さなのではないでしょうか…観客を納得させる(信じ込ませる)演技ができるのか?…世田総演劇部のチャレンジは果てしなく続きます。
【作品紹介】
携帯からスマートフォンへ…我々を取り巻く情報メディアはめざましく進化・発展しています。そんな中で「3.11」が起こりました。この作品は部員の『エチュード』や実生活からヒントを得て創作しました。…私たちの生活に必要なものは?…家族について…父親について…大切なことは?…などがベースとなっています。一歩間違うと大ヒンシュクになるテーマに体当たりで挑んでいます。《あなたの『お里』は…?》